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青葉区随想 592011/09/15
No.59(無題)

8月30日、横浜情報文化センターにて、「北朝鮮に拉致された日本人を救う神奈川県議会有志の会」(以下、拉致議連)と神奈川県共催による映画「めぐみ─引き裂かれた家族の30年」の上映会が開催された。そもそも、フジテレビ時代の黒岩知事が、映画「めぐみ」の監督に対して資料映像を提供していた縁もあっての上映会だったが、今後、県内各地での同映画の上映会の開催、また県立学校等での生徒・児童への視聴を通じて、県民の拉致問題への関心が一層高まっていくことを期待する。
さて、神奈川県議会の拉致議連は、小泉訪朝後のH14年10月に全国の中でも早々に設立され、それ以降、神奈川県民である横田御夫妻とも連携を取りながら活動を行ってきた。今回、4月の統一地方選により、新人議員も多く加入したこともあって、横田御夫妻のご好意で、知事との対談の前に、県庁内にて拉致議連の有志と懇談の場を設けさせていただいた。その中で、これまでの涙ぐましい御夫妻の活動を伺うことができたが、ちょうど前日に、退任間際の菅総理が、朝鮮学校の高校授業料無償化適用手続きの再開を指示したこともあり、お二人も現政府の拉致問題に対する無為無策に怒りをあらわにされていた。ところで、現在、県議107人のうち103人が加入する神奈川県の拉致議連であるが、残りの4人は一体どこの国の政治家かと思わざるを得ないというのが、拉致議連事務局長としての私の思いである。
9月2日、野田内閣が発足した。自らを「どじょう」と称した名演説はおそらく歴史に残るだろうが、史上最低と称される菅前総理が残した負の歴史はきっちりと清算していただきたい。野田総理は、いわゆるA級戦犯は戦争犯罪人ではないとしながら、やはりと言っていいか、靖国神社には参拝しないと就任早々明言された。我が国の平和と繁栄の礎を築いてくれた先人に感謝し、その名誉を守ることが総理としての在り方ではないのか、と政治家の私は思う。

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