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青葉区随想 1572019/11/08
NO.157 エンペラーウェザー

 10月22日、天皇陛下が即位を宣明される「即位礼正殿の儀」が、国内外の代表ら約2千人を招き皇居で行われた。陛下は「国民の幸せと世界の平和を常に願い、国民に寄り添いながら、憲法にのっとり、日本国及び日本国民統合の象徴としてのつとめを果たすことを誓います」と述べられた。
 実は、この時、奇跡としか言いようのない現象を世界中の人々が目撃することになる。儀式が始まった途端に激しい雨が止み、雲の間から光が差し込んできたのだ。そして、皇居の真上には見たこともないような低い虹がかかったのである。これまでもエンペラーウェザーと言われる現象が伝えられているが、まさに神話の国、日本という思いを私は新たにした。
 「大嘗祭」など一連の儀式は来年4月まで続くが、共産党などは政教分離の観点からこれらの儀式を批判し欠席している。日本には言論の自由があるから何を言っても構わないが、日本の皇室は他に類を見ない2千年以上続く世界最古の王朝である。そして、常に権力からは一定の距離を置き、国民の安寧をひたすら祈り続ける世界で唯一無二の権威の存在だと私は思う。完全な政教分離などそもそも不可能なのだから、我々日本人はこの素晴らしき歴史を今後も紡いでいくべきである。
 さて、9月の台風15号では横浜市の金沢臨海部産業団地において大規模な浸水被害等が、そして、10月の台風19号では箱根町に1,000ミリを超える記録的豪雨や相模原市の土砂・浸水被害等が生じた。県議会においては、10月16日に台風15号による被害対応として既に36億円余の補正予算を議決しているが、その後、県として、激甚災害指定や災害救助法の全市町村への適用等を国に対して要望している。
 今回の大型台風を通じて、城山ダムの緊急放流、山北町の給水車に関する自衛隊派遣要請等、様々な課題が見えた。広域行政を担う県として、市町村としっかり連携しながら今後の治水・防災対策を進めていきたい。

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