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青葉区随想 682012/06/15
No.68(無題)

先月の議会において、私は文教常任委員会副委員長に任命され、今年度は、教育行政に物申す一年となる予定だ。以前にも述べたが、神奈川県の予算全体の実に三分の一が教育予算であり、また、公立小中学校の不登校児童生徒数や暴力行為の発生件数が全国ワースト一位、二位を争っている現状を踏まえれば、問題は山積している。
さて、昨年は、公立中学校で使用される教科書の四年に一度の採択が行われ、歴史・公民教科書においては、県内の執拗な反対運動にも屈せず、教育委員の良識ある裁量によって横浜市や藤沢市、県立平塚中等教育学校で育鵬社の教科書が採択された。
そして今年は、高校教科書の採択が行われる。ところが、幾つかの検定済教科書を比較していく中で、歴史教科書の中身が、一部の出版社を除いて中学より高校の方が遥かにひどい事がわかってきた。例えば、そもそもその言葉が日本に存在しない「三光作戦」、既に論理破綻して中学校教科書から消えた「従軍慰安婦」が堂々と記載され、「南京事件」も中国側の言い分そのままに載せている社があるのだ。一例をあげると、
「植民地や占領地では、日本軍も設置や監理に関与した慰安所に、朝鮮人を中心に、中国人・インドネシア人・フィリピン人・オランダ人などの多数の女性を、日本軍兵士の性の相手である慰安婦として動員した。」「日本軍は南京市外で捕虜・投降兵をはじめ女性や子どもを含む中国人約20万人を殺害し、略奪・放火や女性への暴行をおこなった。」(実教出版)
平成18年、安倍内閣の時に59年ぶりに教育基本法が改正されたが、その第二条の(教育の目標)には「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと」が明記されている。他国を尊重するために嘘の歴史を教えるのではなく、日本人として誇りを持てる教科書が選ばれるよう私は活動していく所存だ。

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