• 直言コラム「青葉区随想」「旗幟鮮明」
  • プロフィール
  • 信条・政策・実績
  • 動画で見る「小島健一」
  • ブログ「小島健一の儀」

小島健一事務所所在地

〒227-0063
神奈川県横浜市青葉区榎が丘13-10
TEL 045-988-0838 FAX 045-988-0839


►Google Mapsで見る

 

青葉区随想 1282017/06/09
NO.128 加計学園問題

 「安倍の葬式はうちで出す」と主筆がかつて言ったとされる朝日新聞が、社運をかけて、森友学園に続き、加計学園問題を全国へ発信している。そして、2ヶ月前は、文科省の組織的な再就職斡旋問題で批判を浴びせていた前事務次官を、今や、英雄の如く扱い、裏取りもせずに紙面に大きく登場させている。
 また、大マスコミは余り報道しないが、昨年4月、加計学園の獣医学部新設を積極的に国会で働きかけていたのは実は民進党の高井たかし議員であった。当時の石破大臣に何としても実現して欲しいと強く要望している。一方、獣医師会の重鎮を父に持ち日本獣医師会政治連盟から100万円の献金を受け取っていたのは民進党の玉木議員である。即ち、彼はそもそも獣医学部新設に反対の立場と推察されるが、テレビで加計学園問題の違法性を問われた際に、何と「違法性はありません」と明確に答えている。
 つまり、これまで民進党の議員が認可推進を積極的に政府に働きかけ、しかも違法性もない事案について、当該学園の理事長が安倍総理の友人というだけで延々と新聞・テレビが社会問題化させているわけだ。これは、印象操作以外の何物でもなく、我が国の安全保障が脅かされている中、正に時間の無駄とさえ思う。
 そして、実は私は愛媛県出身であるが、一連の騒動の中で、今治市や愛媛県、さらには四国の立場や考え方というのが全く報道されていないように思う。加戸前愛媛県知事は次のように語っている。「愛媛は畜産業が盛んで、牛や豚などに由来する感染症予防のために獣医学部の設置は意義がある。今日まで粘り強く協力してくれたのは加計学園だけ。安倍総理と友人だからという理由なら、10年、5年前に獣医学部ができていたはず。」正にこれが真実というものではないか。
 神奈川県は、人員不足が懸念される保育士確保のため、国家戦略特区を活用して、県独自の地域限定保育士試験を実施する。獣医学部新設も国家戦略特区を活用した事例に過ぎない。

▼バックナンバーを見る

▼バックナンバーを見る

ページトップへ