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青葉区随想 262008/12/15
No.26(無題)

「わが国は古い歴史と優れた伝統を持つ素晴らしい国であり、侵略国家などではない」と主張した事で、田母神前空幕長が退任に追い込まれた。私は、三行半を突きつけた浜田防衛相のインタビューを聞いた時、この御仁の風貌は父親似の強面であるのに、本当のところは日本の国より自分の立場の方が大事なのではないかと感じざるを得なかった。素人考えでも、この国が素晴らしく誇りある国と思わないで、どうして自衛隊員が生命を懸けてこの国を守ることができるのか。また、シビリアンコントロールに反するなどと尤もらしい理由に惑わされ、村山談話なる愚論に翻弄され、これまで国益がどれ程失われてきたのか日本国民も冷静に考えるべきだ。
今回の田母神論文の中身については間違いが指摘されている箇所もあるが、その通底している思想は、真に正論である。しかし、朝日新聞などは社説で「ぞっとする自衛官の暴走」と称して田母神氏を痛烈に批判、村山談話という道具を使って言論弾圧を行った。日本が過去にアジアの国々に良い事もしたと言えば叩かれ、悪い事をしたと謝罪すれば褒められるという、実に可笑しな日本のマスコミの現状。ぞっとするのは、マスコミの暴走ではないのか。
ところで、先日、改正国籍法が成立したが、その過程については殆どマスコミで報道されることはなかった。今回の改正は「日本人男性と外国人女性の間の子供において、両親の結婚の有無に拘らず父親の認知だけで日本国籍が取得でき、出生後に父親が認知した場合でも国籍取得が認められる」という点である。実は、この法案がそのまま国会を通過すれば偽装認知が多発し犯罪が増加する危険性がある為、同志である多くの地方議員が一ヶ月以上前から国会に対して抗議活動を展開し、世論を少なからず喚起した。結果として、偽装認知防止についての付帯決議が盛り込まれはしたが、国会議員達よ!こんな大事な法案はもっと慎重に審議すべきではないのか。

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