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青葉区随想 432010/05/15
No.43(無題)

去る4月15日から9日間の日程で、私はイスラエル国独立62周年祝賀訪問団のメンバーとしてイスラエルを視察してきた。世界の宗教戦争・民族紛争の原点であり縮図でもある聖地エルサレム、そして、あらゆる分野で世界に影響力を持っているユダヤ人社会を一度は見てみたいと予てから思っており、漸く念願が叶った形となった。
ユダヤ人は、1900年もの間、流浪の民として世界各地で迫害にあい、先の大戦ではナチスに600万人が虐殺されるという苦難を乗り越え、1948年、シオニズム運動を帰結させてイスラエルを建国した。しかし、周辺アラブ諸国は、その建国が宣言された翌日にイスラエルへ宣戦布告、それ以降、四度にわたる中東戦争を経て、両者は現在も一触即発の状態が続いている。しかも、国内にパレスチナ問題やハマスによるテロの脅威を抱えており、それ故、イスラエル国民は自国のために誰もが銃を取る用意がある。もちろん、平和な社会が一番であることは当然だろうが、民族も宗教も全く異なる者同士が融和することは非常に難しいと現地で感じた次第である。
イスラエルから帰国して、私は鳩山総理の余りにも平和ボケした顔と発言に呆れる日々を送っている。同時に、4月に開催された沖縄基地反対集会の参加者が実際は1万人余りにもかかわらず9万人と相変わらずウソの垂れ流し報道をしている左翼マスコミにも辟易している。また、日本国民自体も、子ども手当や高校授業料無償化など、努力しないで与えられる権利に溺れ、一方で国防や国益など諸外国では当たり前の国民意識がどんどん欠落していくばかりだ。
この夏の参議院選挙は、夫婦別姓や外国人参政権を推進させ日本に革命を起こして国家を解体させようとする勢力と、日本の伝統や国柄を守ろうする勢力との世紀の戦いである思う。国を亡くしたユダヤの民の悲哀を見てきた者として、私は、間違いなく後者の戦士として戦う覚悟である。

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