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青葉区随想 1302017/08/18
NO.130 負けるわけにはいかない

 毎年8月6日、9日は、米国による非人道的な原爆投下によって亡くなられた広島と長崎の方々を慰霊し平和を願う日である、と私は思う。おそらく多くの国民がそう思っているはずだと私は信じるが、実は、各式典会場の外で、変な連中が毎年大騒ぎしている事実は余り知られていない。それはもちろん、マスコミの「報道しない自由」のためだろうが、今年も全国から集まった左系の組合員達が「安倍を監獄へ」というのぼり旗をたくさん立てて街宣活動を行っていた。
 「安倍はやめろ」「戦争するな」「9条壊すな」「沖縄に基地を造らせない」「辺野古に基地は要らない」「核は要らない」等々、彼らはお決まりの文句を叫んでいたが、静かに慰霊も出来ない連中が言う言葉にどれほどの説得力があるのだろうか。また、「核は要らない」と言いたいなら北朝鮮や中国に向かって叫ぶべきだろう。改めてこんな人達に負けるわけにはいかないと私は思う。
 さて、先日、自民党神奈川県議団の有志で、岩手県の盛岡市、釜石市、大槌町、陸前高田市を視察した。東日本大震災から既に6年半が経とうとしているが、確かに防潮堤の建設や住宅地の復興は着実に進んでいるものの、震災前の暮らしへは道半ばという風に私は感じた。今回、遺体や遺品が戻らない津波被災特有の悲しみを現地の方から伺い、また、自殺者も出たという居住移転後の新コミュニティ作りの難しさも伺うことができた。是非、今回の調査を県の施策に活かしていきたいと思う。
 現在、北朝鮮がグアム沖に向けて弾道ミサイル発射を検討中と表明し、朝鮮半島情勢の軍事的緊張が極度に高まっている。あれだけ戦争法案反対と叫んでいた国会議員さえ、PAC3を自分の選挙区周辺に配備しろと要望しているのが現実だ。安倍総理は「国民の生命と財産を守るために最善を尽くす」と述べた。今、私達に必要なのは「憲法9条」のプラカードではなく、大震災で得た「備えあれば憂いなし」という教訓である。

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