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青葉区随想 2072024/02/09
NO.208 ゲストは杉田水脈氏

 2月3日、私は恒例の「新春の集い」を開催し、ゲスト講師として杉田水脈衆議院議員をお招きして「日本を取り巻く現況と課題」というテーマでご講演をいただいた。「新春の集い」は、毎回、エッジの効いた講師をお迎えしており、過去には石平氏、呉善花氏らに依頼している。
 さて、ご承知の通り、今回の杉田水脈氏はおそらく日本で最もマスコミから批判を浴びている政治家である(と私は思う)。執拗に言動をチェックされ、言葉を切り取られ、ある意味、異常なメディアリンチを受けている被害者だと私は感じる。そして、彼女を擁護する者は同様に批判され、たとえ彼女のご家族が脅迫を受けてもマスコミは全く無視し、同情さえしない。差別だ!ヘイトだ!と決めつけている側の人間が、逆に人権を侵害しているのではないか。
 講演の中では、デンマークの中学2年の公民教科書の話が興味深かった。その教科書の一番最初に出てくる項目は「メディアは嘘をつく」という内容。つまりは、この授業を通じて生徒達はテレビや新聞の言うことを鵜呑みにしてはいけないという学習をするわけだが、こういう教育こそが今の日本には必要だろう。日本はテレビや新聞に対する信用度が異常に高いことからも、早急な対応が必要ではないか。
 ところで、先月、共産党の志位氏が委員長を退任し、何と23年ぶりに田村智子参議院議員が新委員長に就任した。かつて、安倍総理の長期政権を批判していた人達が、何故、公選制もない長期政治体制を批判しないのだろうか。さらに、同党の神奈川県議が、公選制を提案した党員を除名処分にしたことを問題視して田村新委員長に勇気ある発言をしたが、逆に糾弾されるに至っている。異論は許さないという雰囲気に私は恐怖さえ覚える。
 「小島健一チャンネル第3弾」は憲法改正問題である。その中で、現在の平和憲法を賛美する共産党が、当初、この憲法の成立に反対していた事実に言及している。是非、ご覧ください。

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