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青葉区随想 982014/12/12
No.98 小笠原の海を守れ

 去る11月26日、既に衆議院が解散され慌ただしい中であったが、憲政記念館にて「中国密漁船団から小笠原諸島・日本の海を守れ!緊急集会」が開催され、私も出席した。主催者は小笠原村議会議員の方で、当日は、小笠原村長を始め、漁業協同組合長や、地元の漁師、観光協会長らも登壇し緊急提言が行われた。
 島民からの声は次のようなものである。「子供たちに海の近くで遊ばないように注意している。」「普段はかけない家の鍵をかけて、夜は休んでいる。」「密漁船は海上保安庁が出てくれば逃げるが、漁船には威嚇行動をとる。海の上は戦争状態だ。」「密漁船が消えたからといって終わりじゃない。漁場の海底を滅茶苦茶にされて魚は消える。」
 実際、海岸には中国人漁師達が海洋投棄したペットボトル等のゴミがあふれ、海底が赤サンゴ漁の影響でひどく荒らされている映像も流された。世界自然遺産の恵みの海を蹂躙された島民の怒りは本当に激しいものがあった。幸い、解散前の11月19日に改正外国人漁業規制法等が成立し、今月7日に施行されたのだが、政治の空白により我が国の国益が損われることが決してあってはならない。
 さて、神奈川県が付帯意見を付けまま執行していなかった朝鮮学校の児童・生徒達への学費補助金についてだが、先月、県職員が学校を訪問し、学校側が教科書を独自作成し適正な拉致問題の授業を行っていることを確認した。そしてその後、所管の常任委員会でも反対意見が出なかったことから、交付手続きが開始されることになった。ただ、教育と政治は分けて考えるべきだと思っているものの、やはり私には釈然としないものが残る。そもそも私自身、その独自教科書の現物を見ていないし、今後、おそらく公表されることもないはずだ。これまで何度も述べているが、相手は、数百人もの日本人拉致被害者を未だに返さない、真実の見えない北朝鮮傘下の下部組織であることに変わりないのだから。

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