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青葉区随想 302009/04/15
No.30(無題)

日曜の朝、明らかに思想的に偏ったコメンテーターばかり起用しているTBSの某報道番組を見ながら不快な気分になるのは私だけではないだろう。先日も、ソマリア沖で海賊対策活動中の自衛隊の護衛艦「さざなみ」が、海上警備行動対象外であるシンガポール船籍のタンカーから「海賊らしい小型船舶に追われている」との国際無線連絡を受けて現場に急行、それを追い払ったというニュースに関して、「そもそもソマリア沖への自衛隊派遣は戦後最悪の違憲行為」「国益の為という言葉に違和感がある」「そうすることが仕方ない、しょうがないという世論が起きることが恐ろしい」「報復する前にソマリアで海賊が生まれた理由を考え、国際社会が海賊達の生活改善を行うべき」といったコメントが相次いだ。なるほど、確かに現行憲法下では制約の多い話には違いないだろうが、シンガポールのタンカーが無事で良かったなどとは誰一人言及しなかった。
さらに、その晩のNHKは、日本初の植民地である台湾をテーマに、如何に日本が台湾人を差別したかという内容の番組と、「もうひとつのシベリア抑留・韓国朝鮮人捕虜の60年」という不思議な番組を二つも流していた。前者の番組は、蒋介石国民党が戦後の台湾にやって来たとき、日本に協力していた多くの台湾人が殺された、と最後に締めくくっていた。私はただもう呆れるばかりだったが、NHK関係者は小林よしのり著「台湾論」を熟読した上で、私自身視察した国民党の虐殺記録を保存する「228記念館」をしっかり取材すべきだと思った。日本統治時代、台湾は間違いなく清の時代よりも豊かになり、たとえ差別が当時あったとしても、戦後の国民党に比べれば日本時代の方が遥かに素晴らしく懐かしいとおっしゃる台湾の御老人達が殆どである。
桜が満開のその日、日本をあざ笑うかのように、北朝鮮のミサイルが日本上空を飛び越えて行った。日本は本当に平和な国である。

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