旗幟鮮明 932017/04/13
NO.93 議員の仕事と忖度
北朝鮮がミサイルを発射、日本の安全保障環境に変化が生じようが、テレビでは森友学園問題のワイドショーが流れている。野党は学園の土地取引に絡めて総理を辞任に追い込もうとしているようだが、その過程で、怪しいジャーナリストが登場したり、辻元清美議員の疑惑がブーメランのように持ち上がっている。
そんな中、私自身、地方議員の一人として見逃せない福山哲郎議員の国会発言があった。それは「省庁に問い合わせれば口利きだ。結果は関係ない!」という部分だ。私達議員は、日常的に各種団体や県民から様々な質問や陳情を受けており、必要に応じて役所の関係部署に問い合わせをしている。ほとんどの議員はそれも重要な仕事だと認識しているはずだが、もしそれを口利きだと言うなら我々議員は皆、犯罪者ということになってしまうのか。また、限られた行政の予算の中で、議員達からの膨大な問い合わせを「忖度」できるほど、公務員も暇ではないと私は思う。それに、そもそも「忖度」は犯罪にはならないのだ。
日本が抱える重要な課題をもっと議論して欲しいと多くの国民が思っている。正に有権者の願いを我々が忖度すべきである。