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旗幟鮮明 1042018/03/01
NO.104 羽生選手と国旗

 平昌五輪において、羽生結弦選手らが金メダルを獲得したことに日本中が湧いた。私も同じ日本人として大いに感動したが、さらに感銘を受けたのは2連覇を果たした羽生選手の国旗に対する態度である。
 羽生選手は、金メダル獲得後のインタビューの際、手荷物を下ろそうとして、「国旗、国旗だけ誰か、下に置くことはできないので(持っていて欲しい)」と述べ、その姿が世界に発信された。この件はテレビ等では全く報道されなかったが、ネット上では国旗に敬意を払うその真摯な姿に賞賛のコメントが溢れていた。
 一方、これら日本人選手の活躍に対して、某有名女性ジャーナリストは『「日本人スゴイ!」じゃなくて、「羽生選手すごい!宇野選手すごい!」だから』とツイッターに書き込んだ。羽生選手も宇野選手も、代表に選ばれなかった他の多くの選手の思いを背負い日本代表として出場している。彼女は日本という国家が嫌いなだけかもしれないが、サイレントマジョリティを無視する今の日本のジャーナリズムを象徴するかのような投稿だ。
 五輪開会中、安倍首相が金メダルの羽生選手らへお祝いの電話をかけたことを、政治利用だと批判する人達がいた。しかし、最も五輪を政治利用したのは韓国と北朝鮮であり、反省すべきは、拉致問題を放っておいて北の美女応援団を追っかけ取材する日本のマスコミの方ではないか。

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