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青葉区随想 1602020/02/07
NO.160 呉善花先生

 先月25日、私は毎年恒例の「新春の集い」を開催し、ゲスト講師として評論家で拓大教授である呉善花(オソンファ)先生をお招きした。
 テーマは「日韓はなぜ和解し得ないのか」
済州島出身の呉善花先生(現在は日本に帰化)の話は、日韓の歴史、習慣、言葉等の違いを分かりやすく分析され、本当に目から鱗という感じで、参加者の多くが頷いていた。
 例えば、言葉の使い方では、韓国には受け身形がないという点。
 韓国では「女房が逃げた」という表現しかないが、日本では「女房に逃げられた」という受身表現が一般的である。日本語には、当事者側に何らかの反省の意味が含まれているが、韓国語にはそれが存在せず、一方的に相手が悪いという表現になる。こういった何気ない言葉の違いが、日韓の相互理解を難しくしている原因なのだそうだ。
 また、韓国には、古い物、故人のものは穢れ(けがれ)だという考え方があるため、二百年以上続く老舗が一軒も無く、一方で日本は世界一多くの老舗を有する。これが韓国人が二千年以上続く日本の皇室の存在価値が全く理解できない根本理由なのだ。
 呉善花先生は今も入国禁止で韓国に帰郷できないらしいが、私達は、両国の真の友情のために、もっと韓国と日本の様々な相違点を学ぶべきだと再認識した。
 さて、武漢で発生した新型コロナウイルスの国内感染者が増える中、先月始まった国会の予算委員会を見ながら、私は怒りさえ覚えた。
 「本来であれば新型肺炎ウイルスの件、自衛隊の中東派遣など、我が国に住む人々の生命と財産に直結する問題を質疑したいところだが、、、政権の堕落の象徴とも言える桜を見る会を主に質疑させていただきます」
 これは立憲民主党の石垣のりこ議員の質疑の冒頭であるが、この人達は、そもそも国民の生命・財産を守る意思があるのか。その上、野党幹部達は、政府の新型肺炎の対応が遅いと批判までしていた。彼らには日本の未来を絶対に任せられない、私はそう思った。

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