旗幟鮮明 1212019/09/05
NO.121 表現の自由とヘイト
「あいちトリエンナーレ」の企画展「表現の不自由展・その後」が話題となっている。それに関して、黒岩知事は「(展示内容が)表現の自由から逸脱している。もし同じことが神奈川県であったとしたら、私は開催を絶対に認めない」と記者会見で述べた。私も全く同じ意見である。
不自由展では、昭和天皇の写真を焼いてその灰を足で踏みつける映像、韓国が世界中に設置しようとしている慰安婦像等が展示されていた。知事が言うようにそれらは日本を貶める極めて政治的メッセージを含んだヘイト表現である。しかし、不自由展が激しい抗議によって3日で中止されたことに、朝日新聞等左翼メディアは政治家の検閲や表現の自由の危機を訴え、主催者側を擁護した。
さて、そんな中、来年の東京パラリンピックのメダルデザインが「旭日旗」を連想させるとして、韓国の障害者スポーツ団体が日本の組織委員会に抗議するという報道があった。旭日旗については韓国がこれまで戦犯旗としてあらゆる場面において日本を批判してきたが、現在も自衛隊旗・自衛艦旗として採用されており公式的なものである。
実は、朝日新聞社の社旗は旭日旗そのものであるのだが、不思議なことにこれまで韓国から批判されたことはないらしい。今こそ、表現の自由のために、朝日新聞は真っ先に韓国側に反論すべきではないか。