• 直言コラム「青葉区随想」「旗幟鮮明」
  • プロフィール
  • 信条・政策・実績
  • 動画で見る「小島健一」
  • ブログ「小島健一の儀」

小島健一事務所所在地

〒227-0063
神奈川県横浜市青葉区榎が丘13-10
TEL 045-988-0838 FAX 045-988-0839


►Google Mapsで見る

 

青葉区随想 1292017/07/14
NO.129 こんな人達に

 都議選最終日、秋葉原の街頭演説会で「安倍、やめろ!」と連呼している集団に対して、総理が「こんな人たちに、私達は負けるわけにはいかない」と言い放った。そして、これに対して、ほとんどのメディアが「首相が国民に対して発する言葉ではない」と一斉に批判を行った。
 確かに、自民党に逆風が吹き荒れていたとはいえ、また、明らかな選挙妨害だとはいえ、安倍総理はもっと大人の対応をとるべきだったかも知れない。しかし、マスコミを引き連れ、プラカードや横断幕を持ち、大声で叫ぶ彼らはプロ市民であり左翼暴力集団と言われかねない連中なのだ。彼らの持つ「安倍・菅を監獄へ!」というプラカードは中核派のそれと同じものだったし、その集団には「しばき隊」も混じっていた。もし私が総理と同じ状況で演説したとしても、やはり彼らを猛烈に批判したに違いない。結局、その騒いでいた国民の素性については、どのメディアも言及することはなく、むしろ、安倍批判のいいネタを提供してくれたと感謝さえしたのではないか。
 さて、都議選の結果はご承知の通り、都民ファーストの会が大勝し都議会第一党となり、自民党は歴史的大敗となった。私の同志である都議も残念ながら何人か落選してしまい本当に悔しい限りだが、ここ数ヶ月の自民党をめぐる数々の疑惑・スキャンダル・失言等が大きな敗因であることは間違いないだろう。しかし、今回の結果を憲法改正、テロ等準備罪に絡めて大喜びしている勢力があるがそれは違う。何故なら、国会で自民党批判の急先鋒であった民進党は皮肉なことに議席を減らしているのだから。
 今回の結果はかつての日本新党のような大きなブームなのかもしれないが、現実としてこの体制で東京オリンピック・パラリンピックが開催されることになる。ブームは早晩終わりを迎えるのが世の常だが、あくまで「国民ファースト」の考え方で神奈川県としてもしっかりと小池都政と向き合っていかねばならないだろう。

▼バックナンバーを見る

▼バックナンバーを見る

ページトップへ