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青葉区随想 642012/02/15
No.64(無題)

先日、日曜朝の某報道ワイドショー番組(TBS)を見ていると、神奈川県の災害廃棄物受入れ方針に地元住民が反対しているというニュース映像を流していた。さらに、それについて、どこかの大学の女性准教授が「福島の負担を減らすために協力することは大事だが、一方で汚染がれきの放射能の問題が解決されなければ住民には不安が残り...」という主旨のコメントをしていた。この発言を聞いて私はひっくり返りそうになったのだが、神奈川県が受入れようとしているのは、福島第一原子力発電所から260キロ離れた岩手県宮古市のがれきであり、地震と津波によって発生した放射線の影響がほとんど無いとされる廃棄物なのである。やはり、世の中の誤認識や風評被害を増大させているのは、素人のコメントを垂れ流す大マスコミではないのかと改めて思う。
さて、先月末、県庁で開催された第3回目の「黒岩知事との対話の広場」(テーマ:震災がれきの受入へ!東北再生に向け、今、神奈川ができること)を傍聴してきた。会場は最初から野次と罵声で騒然としており、終始、知事の説明さえまともに聞きとれない状況であった。その光景は、あたかも反原発の反日左翼勢力に会場が占拠されている風でもあったが、全く対話にもならないこんな集会で懸命に誠意を示している知事を私は支持したい。東北地方の震災復興のために、膨大ながれきを一刻も早く処理することは不可欠であり、同じ日本人として協力できることはしてあげたい、そう思うのが普通の国民ではないだろうか。
今回、震災がれきの収集、運搬、焼却、埋立て、そして埋立て後の管理に至るまで、放射線について極めて安全性に配慮した方法を神奈川県は県民の皆様に提示している(詳しくは県のHPをご参照ください)。今後、知事は横須賀市にある最終処分場周辺の方々に対して丁寧に説明をしていくことになるだろうが、我々も何とか東北復興の一助となれるよう応援していきたい。

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