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旗幟鮮明 722015/06/04
No.72 勝者が常に正義ではない

 現在、安保法制についての議論が国会で白熱しているが、それに先立ち、先月20日には党首討論が行われた。この中で、共産党の志位和夫委員長が「ポツダム宣言」を事例に持ち出し、安倍総理に「先の戦争が間違った戦争だったという認識はあるか」と質問した。総理の答弁は「(ポツダム宣言を)つまびらかに読んでいない」「政府の談話を全体として受け継いでいく」というものだった。
 そもそも、「ポツダム宣言」が戦後日本の出発点と本気で思っている者に対して、あなたはいったいどこの国の政治家なのかと問いたい。また、ポツダム宣言をつまびらかに読んでみると、日本の軍国主義者が世界征服を目論んだとは書いてあるが、宣言文自体には日本が侵略国家だとは書かれていない。むしろ、アジア諸国を侵略し植民地にしたのは欧米列強の方ではなかったのか。
 昭和26年、米国上院の軍事外交合同委員会において、かのマッカーサーは「日本が戦争に飛び込んでいった動機は大部分が安全保障の必要に迫られてだった」、即ち「自衛の為の戦争」だったと証言している。この事実をもっと日本の子供達に教えるべきだろう。勝者が常に正義ではない、私はそう思う。

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