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旗幟鮮明 532013/11/20
No.53(無題)

「なにごとの おはしますかは 知らねども
 かたじけなさに 涙こぼるる」

 これは、9百年程前、僧侶である西行が伊勢神宮(以下、神宮)を訪れ詠んだとされる和歌である。正に日本人の宗教観を象徴するかのような歌であるが、先月末、20年毎の式年遷宮「遷御の儀」を終えたばかりの神宮を、私は全国の地方議員の同志達と参拝してきた。聞けば、例年は600万人程度の参拝者数であるが、今年は1300万人を超える勢いだそうで、確かに参道は人で溢れていた。
 神宮には、外宮と内宮という二つの正宮があるが、内宮で祀られている最高神・天照大神は女性の神様である。ギリシャ、ローマ、エジプト、中国等の神話における最高神がすべて男神である事を考えれば、日本に寛容さや調和をもたらす貴さの源泉がそこにあるようにも思う。
 さて、靖国神社を執拗に批判するマスコミさえ、不思議なことに総理が年初に神宮を参拝しても何ら抗議する気配がない。そもそも政教分離など不可能だと私は思うが、日本の左翼マスコミも、余りのかたじけなさに筆が進まないのだろう。是非、中韓においても、そのかたじけなさに触れてもらいたいものだ。

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