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青葉区随想 2032023/09/15
NO.203 マスコミのタブー

 9月7日、ジャニーズ事務所創業者のジャニー喜多川氏による性加害問題で、同事務所が記者会見を開き、社長を務めていた藤島ジュリー景子氏が性加害の事実を認め、公式に謝罪した。
 実は、35年程前、元フォーリーブスの北公次さん(故人)がジャニー氏からの性被害を勇気をもって告発し、告白本や暴露ビデオまで出していたが、日本のメディアは沈黙したままだった。しかし、本年3月に英国BBCが世界へ向けてジャニー氏による性加害の実態を発信すると、漸く日本のタブーが白日の下に晒され、事態が進展することになったわけだ。
 ジャニー氏への忖度があったのか、あるいは、男性による男性への性加害の為か分からないが、これ程までにメディアが無視し続けたことが百人を超える男性タレントの被害者を生んだのではないか。
 さて、同じく9月7日、別の会場で非常に重要な記者会見が行われていた。それは、新型コロナワクチン接種後の長期にわたる体調不良に悩む人達を救済するため、医師や学識者の有志が一般社団法人「ワクチン問題研究会」を設立したという会見である。
 事実として、4月末時点で、コロナワクチン副反応報告は計3万6457人、その内、死亡は2076人に上る。だが、その数値は氷山の一角であり、ワクチン接種後症候群の実態を集めて、患者に適切な医療が届くように団体が正面から取り組むとしている。しかし、翌日、このニュースを報じたのは一部の地方紙だけだった。
 この記者会見で、代表理事に就いた福島雅典京都大学名誉教授(医師)は次のように述べていた。
「製薬会社との契約の中で、このワクチンについて第三者が解析してはいけない、動物実験をやってはいけないという条項がある。明らかに不平等契約であり、国民は騙されている。こういった事実を追求しないのはジャーナリストの責任放棄であり、日本の民主主義の危機ではないか」
 製薬会社に忖度しない勇気あるマスメディアは出てこないのか。

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