青葉区随想 1882022/06/10
NO.188 ワクチンデマというデマ
5月24日をもって、私は神奈川県議会議長を退任した。やはり私の任期中も、新型コロナウイルス感染症により県民生活に大きな影響が及んだ一年であったが、何とか議長の職務を全うできたと思っている。
本会議場における退任の挨拶の中で、私は、先輩同僚議員、県当局の関係各位に感謝を述べつつ、最後に一議員としての今後の決意を述べさせていただいた。
「県民のため、本来の旗幟鮮明の政治信条をもって、新型コロナ対策、経済活性化対策、そして、今はまだ小さな声かもしれませんが、ワクチン被害者問題、マスク問題等にも取り組んで参りたいと思います」
私の発言には、他の県議がこれまで全く議題にあげなかったワードが含まれている。即ち、ワクチン被害者問題、マスク問題である。本会議後、知事をはじめ、何人かの県議からはその件について話かけられたが、まだまだ、そういった負の現実を理解している政治家は少ないことを再認識した。改めて、この問題に早急に取り組まなければならないと思った次第だ。
そんな折、新型コロナウイルスに関する厚生労働省の新集計で、ワクチン未接種の人より、2回接種済みの人の方がコロナ陽性者になる確率が高くなったというデータが示された。実は、この驚愕の事実は、改ざんされた厚労省のデータが外部からの指摘により修正されたことで発覚した。一年前、ワクチン担当大臣は、ワクチン被害を全てデマとしながら「2回接種すれば効果が一年は持つ」と明言していた。果たして、どっちがデマなのか、しっかり検証してもらいたい。
そして、TVをつけると中学生が何人も熱中症で救急搬送されたというニュース。画面をよく見ると子供達はみんなマスクをつけているではないか。新型コロナウイルスは空気感染することがわかっている以上、子供達にはコロナワクチンと同様に、マスクについてもリスクの方が大きいのではないか。
日本を覆う同調圧力という霧を早く払わなければならない。