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青葉区随想 542011/04/15
No.54(無題)

3月11日、東日本大震災が発生し、東北地方に未曾有の被害をもたらした。この地震では、津波、火災、福島第一原子力発電所事故による放射性物質漏れ、大規模停電等の一時的被害のみならず、その後の首都圏における計画停電、野菜・水産物の風評被害等、国内・国外に対して深刻な二次的経済被害が発生している。
震災発生から既に1カ月以上が経過しているが、私は、この間のリーダー不在の政府に怒りを覚える一方、被災地の報道を通じて様々な教訓を学ばせてもらっているような気がする。政府の対応で、当初、私が不愉快に思ったのは、総理が災害ボランティア担当首相補佐官に辻元清美氏を、節電啓発等担当大臣に蓮舫氏を任命し、大震災への対応強化の為と称して、自衛隊を暴力装置と呼んだ仙石由人氏を官房副長官に起用したことである。今回の震災に際し、被災地で最も活躍しているのは紛れもなく自衛隊の隊員達であると思うが、事業仕分けによって予算や人員を大幅に削減された上、自衛隊を違憲だとこれまで声高に叫んできたような人物の命令に従わざるを得ない彼らの気持は如何ばかりだろうか。
一方、政府の不甲斐無さとは対照的に、福島原発冷却に向けた自衛隊や消防、警察等、公的機関に就く人々の献身と勇気の素晴らしさに感動し、また、パニックや暴動も起きない被災地の方々の団結心と国民性の高さを垣間見ることで、日本人の誇りや公の精神、地域や家族の絆の重要性を、私を含む多くの国民が思い出したはずだ。
さて、皆さんのご支援をいただき、今月末から私は県議3期目を迎えることになる。今回の想定を超える大震災に学び、東海地震、神奈川県西部地震等がいつ発生するかもしれぬ神奈川県には早急な防災対策の見直しが必要と考える。そして、救助・救済の現在の状況から、復旧・復興へ向けて日本が大きく変化(再生)していく中で、私自身その一助となりたいと切に願う。私の愛する日本。頑張れ日本!

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