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青葉区随想 482010/10/15
No.48(無題)

9月7日に尖閣諸島で発生した中国漁船による領海侵犯は、結局、実質的な超法規的措置により、船長の釈放という形で幕を閉じた。一方、中国の軍事管理区域を撮影したという言いがかりによって、フジタの社員は、未だに一人が拘束されたままである(10月3日現在)。この状況は、アフガニスタンでタリバンが日本人を人質にとっているのと何ら変わらないではないか、と私は思う。しかし、穿った見方をすれば、今回の事件は平和ボケした日本人に喝を入れ、歴史認識と領土問題が如何に日本にとって大切かを教えてくれた意義はあるだろう。
また、中国という大国は、平気で嘘を言い放ち、決して謝罪はせず、歴史を捏造し、様々な圧力と恫喝を繰り返す国家だと多くの日本人が気付いたはずだ。そして、さらに言えば、今回、日本が中国に大きく依存しているレアアースの輸入が一時的に止められたわけだが、中国国内のレアアースの主な産地はといえば、チベット、ウィグルに他ならない。これらの地域は、第2次世界大戦後に、中国が非道の限りを尽くして侵略した領土なのであり、石原都知事が言うように、中国のやり方というのは正にチンピラの所業といっていいだろう。
さて、神奈川県は、平成24年度から県立高校等での日本史必修化を全国に先駆けて実施する。先日、それに必要な神奈川独自の新たな教材が県教育委員会で承認されたが、その内容については、文教常任委員会で私自身も多くの意見を述べさせてもらった。教材の内容については、評価すべき点も多々あるのだが、不満はやはり残る。私は、南京事件等、日本の左翼勢力と中国が共同で創作した嘘のプロパガンダを、たとえ脚注表記でも今回の教材から削除すべきと主張した。そして、神奈川の高校生には国際社会で日本を弁護できる位の歴史観を教えてもいいんじゃないか、と付け加えた。自国を貶める歴史を教える事を良しとしているのは世界の中で日本だけなのだ。

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