• 直言コラム「青葉区随想」「旗幟鮮明」
  • プロフィール
  • 信条・政策・実績
  • 動画で見る「小島健一」
  • ブログ「小島健一の儀」

小島健一事務所所在地

〒227-0063
神奈川県横浜市青葉区榎が丘13-10
TEL 045-988-0838 FAX 045-988-0839


►Google Mapsで見る

 

青葉区随想 552011/05/15
No.55(無題)

先月末、渋谷ハチ公前にて「日本復興の第一歩は菅内閣打倒!国民運動in渋谷」という街宣活動があり、私も参加して演説を行った。私自身は、菅総理の言う最小不幸社会という言葉の愚、さらには、我々は地球市民ではなく日出ずる国日本の国民なのだという思いを、人でごった返す土曜日のハチ公前で訴えた。しかし、その際、私達が演説しているすぐ横を、反原発を旗印にした数千人の市民グループがドラムを叩いて、何やらサンバのリズムを打ち鳴らしながらデモ行進していった。彼らは、かなり若い年齢層が中心となっているようであるが、本当に楽しそうに歩いていたため、思わず、私の仲間がマイクで怒鳴った。「君達は福島原発事故で避難生活を余議なくされている人達や、地震で亡くなりあるいは被災された同胞達のことを思いやった上で、デモをしているのか!」と。その翌週も渋谷で同様な「サウンドデモ」が行われたようだが、過日、突如、菅総理が浜岡原発全面停止を中部電力に要請したこともあり、ますます反原発運動は過熱しそうな勢いである。
さて、今後の日本の原子力政策や神奈川のエネルギー対策を考えるにあたり、専門家によって多種多様な意見があって、果たしてどれを信じていいのか解らないというのが私の今の正直な気持ちである。しかし、原料のウランを全て輸入に頼っている現状をみても、原子力が必ずしも安定電力とは言えないだろうし、かといって安全保障上の観点からすれば、原子力分野において中国・ロシア等に対峙するためにも、原子力発電を一定程度は当面継続するといった条件的「脱原発」が望ましいのではなかろうか。
震災後、韓国は竹島の大型ヘリポート改修工事に着手し、中国は尖閣諸島警戒中の護衛艦を威嚇、ロシアは領空侵犯寸前の行為を3回繰り返した。先述した反原発デモの確信的左翼メンバーも含め、今回の国難に乗じて、おかしな連中に日本が支配されないよう、私達は日本の国益をしっかり考えていかなければならない。頑張れ日本!

▼バックナンバーを見る

▼バックナンバーを見る

ページトップへ