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青葉区随想 1632020/05/15
NO.163 早めのアビガン

 「効いたよね、早めのアビガン」
ネット上では、某風邪薬のCMを真似たこんなフレーズが書き込まれている。アビガンは富士フィルム富山化学が開発した国産の抗インフルエンザ薬。本年1月、新型コロナウイルスが発生した当初から、その治療薬候補として注目を浴び、これまで国内の病院で数千人に治験が行われ、著名人も数多く治癒させてきた。また、アビガンを希望する約50カ国に政府が無償提供することも既に発表されており、日本国内での早期承認が期待されてきた。
 しかし、事実として、安倍総理がどんなに厚労省を促しても遅々として承認プロセスが進んでこなかった。それは厚労省内の天下りに関する闇の部分が原因という噂もあるが、それでも何とか今月中に承認されることになったようで、私自身も正直ホッとした。確かに副作用として催奇形性を指摘されているが、そこは注意しながら処方すれば極めてメリットの方が大きいのは明らかだろう。
 同様に、品薄のアルコール消毒液の代わりとして既に県内自治体でも無償配布されている「次亜塩素酸水」(注:次亜塩素酸ナトリウムではない)についても、厚労省は「有効性が確認されていない」という後ろ向きの答弁を出している。薬効・薬害という難しい側面もあるのは理解できるが、スピード感こそ大切ではないか。
 さて、昨今のTVのワイドショーや新聞報道を見ると、過度に国民の不安を煽っているように思えて仕方ない。医療現場の声を無視して、やみくもにPCR検査を増やせと大合唱をし、世界中が日本政府のコロナ対応を批判しているとデマの報道を流すなど、とにかく政権批判に終始している。しかし、マスコミが見習えというドイツと比較しても、日本は圧倒的に死亡者数が少ないという事実が全てを物語っているのではないか。
 忍耐強い日本人の国民性によって感染者が減り、アビガンによって治癒者が増える。早急に緊急事態宣言を解除し、早急に経済再生に注力すべきだ。
(R2.5.10記)

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