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青葉区随想 1132016/03/18
NO.113 匿名という卑怯

 先月、私の青葉区随想を読んでいつも不愉快になるという差出人不明の手紙が届いた。その中ではご丁寧にも、第三者に私の随想についての感想を言わせ、「そうなのよ、元気なくしちゃうのよね、悪口が多くて何だかいやな気分」と、まるで多くの人達が不愉快に感じているのだと言わんばかりであった。そして、結論としては区民が明るく気持ちよく前向きに暮らせるようなものを書けと、もっともらしく要望してきた。
 私の文章をどう思おうがそれは読者の勝手である。ただ、私は区民の方にお金を貰って書いているわけでもなく、御嫌ならフリーペーパーに掲載されている私の文章を読まなければいいだけのことだ。実際、「よくぞ言ってくれた、胸がスッとした」という感想を多くいただいているのも事実なのだ。従って、飽くまで内容については私の自己責任であり、今後も、私なりの目線と視点で正論を述べていくつもりである。それを単なる悪口と言われるのは、もはや価値観の相違以外の何ものでもなく、私が朝日新聞の「天声人語」を読むと暗い気持ちになるというのと同じことだろう。また、最近、私の事務所には非通知の電話がよくかかってくる。非通知電話にしろ、匿名の手紙にしろ、卑怯な左翼がやることではないのか。
 さて、「匿名」ということでは、「保育園落ちた日本死ね」というブログが全国ニュースになり、国会でも取り上げられた。しかし、正直なところ、私でもこんな汚い言葉の文章は書けないし、私が子供なら、こんな親の子供にはなりたくないと思うくらいだ。とは言え、待機児童の現状が深刻なことは紛れもない事実であろうし、しばしば、私自身も区民の方から相談を受け、アドバイスも行っている。その上で敢えて申せば、待機児童問題については、もうちょっと、親の側ではなく子供の側に立って物事を考えていくべきではないだろうか。待機児童問題というよりも待機「親」問題になってはいないだろうか。

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