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青葉区随想 812013/07/15
No.81(無題)

「こんな言い方がいいかどうかわかりませんけど、この国の国民であって良かったなと思いました。」これは、全盲のセーラー岩本光弘氏と小型ヨットで太平洋横断中に遭難し、海上自衛隊に救助されたニュースキャスター辛坊治郎氏が発した言葉である。4メートルの高波の中、海上自衛隊の隊員達は危険を顧みず着水し、命懸けで二人を救助した。本当に、世界一の飛行艇(US-2)と世界一の訓練を積んだ自衛隊が日本に存在して良かったと私も思った。
しかし、一方で、総理や官房長官まで務めた者が、相変わらずこの国を貶める行為を繰り返している。先月25日、鳩山由紀夫元首相が香港のフェニックスTVのインタビューで尖閣諸島について聞かれ、こう答えた。「中国側からすれば、日本が盗んだと思われても仕方がない。」この方は、半年前、南京大虐殺記念館という捏造施設で日本兵の犯罪行為を勝手にお詫びした方であるが、数年前、表紙にこの人の顔写真が載ったマニフェストを奪い合っていた日本国民にもやはり責任があるのではないか。
また、野中広務元官房長官も「尖閣問題の棚上げで日中が合意したことを田中元首相から直接聞いた。」と、先月の訪中の際、わざわざ発言した。以前、この人は「長い間戦争で多くの犠牲を残し、今尚傷跡が癒えていないその中国に対して、歴史を知らない若い人達はそういうことを抜きにして一つの対等の国としてやっているんです。それは間違っています。」と述べているが、この老人は、中国共産党がチベットやウィグルで現在どんな虐殺をやっているのか知らないのだろうか。そして私達に、いったい、いつまで中国・韓国に謝り続けろと言いたいのだろうか。
まともな近現代史を知らない政治家が日本にはウヨウヨいる。子供達が使う教科書を正常化させる前に、政治家に真実の歴史授業を受けさせる必要があるだろう。そうすれば、辛坊さんのようにこの国の国民で良かったと思えるに違いない。

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