• 直言コラム「青葉区随想」「旗幟鮮明」
  • プロフィール
  • 信条・政策・実績
  • 動画で見る「小島健一」
  • ブログ「小島健一の儀」

小島健一事務所所在地

〒227-0063
神奈川県横浜市青葉区榎が丘13-10
TEL 045-988-0838 FAX 045-988-0839


►Google Mapsで見る

 

青葉区随想 972014/11/15
No.97 かの国の法と正義

 小笠原諸島周辺海域などで200隻を超える中国漁船が現れ、地元の漁師や住民に脅威を与えている。報道では価格が高騰している赤サンゴの密猟が目的とされ、これまで5人の船長が逮捕されているとのことだが、彼らのバックには中国政府がいて日本の対応を見ているという専門家の意見もある。現在、政府は罰金や担保金の大幅な引き上げを検討しているらしいが、海上保安庁の限られた数の巡視船でこれだけの違法操業船をカバーするのは難しく、これまで隣国に余りにも優しすぎた日本がもっと毅然と対応していく姿勢こそが必要だろう。実際、先月、韓国の海洋警察は韓国側水域で違法漁撈(ぎょろう)する中国人船長を容赦なく射殺しているのだ。日本もそろそろ自衛隊の出番ではないか。
 さて、9月に行われた仁川アジア大会の競泳会場で、韓国人記者のカメラを盗んだとして略式起訴された冨田選手が、帰国後一ヶ月以上経って「僕はやってない」と釈明会見を行った。この事件により彼は2016年3月まで選手登録停止処分となっているのだが、今後、裁判が行われたとしても、結局は防犯カメラの映像を公表しない限り真実はわからないと思う。
 変な話だが、この事件を見ていて、私は従軍慰安婦問題を思い出した。平成5年に河野談話によって日本が強制連行を認め謝罪したことで、我が国は世界最悪の性奴隷国家にされてしまったが、事実として強制連行など存在しなかった。それ故、現在、名誉回復のために我々は大変な苦労をしているのだ。
 冨田選手も従軍慰安婦問題も、相手側が法治国家とも呼べない韓国である。実際、朴大統領の噂を書いただけで産經新聞のソウル支局長は在宅起訴され、今も出国禁止中である。この国で「法と正義」を説くのは本当に難しいだろう。
 数年前の調査によると、韓国において偽証罪で起訴された人は日本の66倍だそうだ。嘘を言う事に何の躊躇もしない国では、正直な日本人は本当に馬鹿をみるだけだ。

▼バックナンバーを見る

▼バックナンバーを見る

ページトップへ