旗幟鮮明 592014/05/20
No.59　日本を愛さない人間たち

　11年前、私が議員になって最初に取り組んだ事は、県立高校の入学式・卒業式の国歌斉唱の際に故意に起立をしない教員達を糾弾することであった。言うまでもなく、国際社会において、それぞれの国の国旗・国歌に敬意を表することは常識であり、その理解を深める為に自国のそれを尊重する態度を養うことは公教育に必須なことである。私は本会議等でこの問題を大きく取り上げたが、不起立教員らは憲法における思想信条の自由を盾に執拗な抵抗を行い、裁判まで起こした。結局、この問題は最高裁まで争われた末に神奈川県が勝訴したのだが、私自身、裁判を通じて日教組等による戦後教育の酷さを改めて実感し、今日まで懸命に戦ってきた。その結果、平成17年春の卒業式・入学式には計104人もいた不起立教員は、平成26年には僅か3名まで減った。これで漸く、子供達を無視した不毛なイデオロギー闘争も終息に向かう気がする。
　日本を愛さず国旗国歌も尊重できない人間に、公務員や政治家をやってもらいたくない。隣国の虚偽のプロパガンダに流されず、この国の素晴らしさを子供達に伝えることができる人物こそ教師にふさわしい。