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青葉区随想 1622020/04/10
NO.162 神奈川モデル(コロナ対策)

 新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、県教委は県立学校の臨時休校について、4月6日の始業日から2週間程度延長する方針を示した。さらに、県内の公立学校の休校期間についても、同様に2週間程度とするよう各市町村教委に協力を要請。その結果、学校の再開日を4月20日頃とするなど県内市教委の多くが同一歩調をとることになった。感染爆発を防ぐためにも適切な判断だったと私は思う。
 また、県では、感染者に対応する現場の医療崩壊を防ぐため「神奈川モデル」という取り組みも始められた。特徴としては、重症者に対しては救命救急センター等の高度医療機関での治療体制を確保する一方で、中等症の患者を集中的に受け入れる「重点医療機関」を新たに設定し仮設の専門病棟の整備等についても具体的に検討していくこと、そして、これまでは入院を原則としていた軽症や無症状の方については、自宅やホテル等での安静・療養をお願いしていくこと、である。
 現在、世界の感染者数は100万人を超えた。日本の感染者数も3千人を超え、緊急事態宣言がいつ出されてもおかしくない状況にある(4月4日現在)。そして、政府や自治体による外出・営業自粛要請の経済的損失に対しても国民や中小企業から厳しい要望が出ている。日本にとって、あらゆる意味でここ数ヶ月が正念場になるはずだ。
 そんな中、相変わらずTVのワイドショーはコメンテーター達の無責任な発言を垂れ流し、例えば、韓国やドイツのコロナ対策をもっと見習えと殊更に主張する。しかし、死者数を比較すれば、韓国は日本より多く、ドイツは何と日本の10倍以上だ。他国に学ぶことは大切だが、先述した日本国内の感染者数の内、既に1千人以上は退院しており、元々、日本の方がマスク着用率も高いではないか。
いずれにしろ、日々命懸けでコロナと戦っている医療従事者の皆さんに感謝しながら、私達一人ひとりが何を為すべきかをもっと考え実践していくべきだろう。

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