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旗幟鮮明 1002017/11/02
NO.100 戦後最大の国難

 第48回衆議院議員総選挙が終わった。結果的には自民党の完勝と言えるのだろうが、残念ながら安倍総理の言う「国難」の議論を野党からほとんど聞くことの無かった選挙戦だったように思う。否、むしろ朝日新聞を始めとするメディアや野党・無所属候補が、相変わらず「モリ・カケ」を一つ覚えのように連呼していた。北朝鮮をめぐって、正に戦後日本が未曾有の国難に見舞われている中で、安全保障の問題が真剣に議論されないのは危機感の無い候補者ばかりだったということか。
 私自身は、街頭でマイクを握りながら、敢えて「拉致問題」の話をさせてもらった。今年は横田めぐみさんが拉致されて40年目の年。北朝鮮による拉致問題こそ、戦後最大の未解決な国難と言えるだろう。対話では何ら進展しない現実を直視して、選挙後の内閣において最重点で取り組んでもらいたいと切に願う。
 さて、選挙戦最終日、安倍総理は秋葉原にいた。この日も総理に対して「お前が国難」というプラカードを掲げ「安倍やめろ!」と叫ぶ人達とそれを追いかけるメディアがいた。が、明らかに総理を応援する人達の方が多かったのは皮肉なことだ。逆に「おい!テレ朝 偏向報道は犯罪なんだよ」「おい!TBS 偏向報道は犯罪なんだよ」というプラカードがあった。テレ朝やTBSでそれらは報道されなかったようだが、初めてメディアのあり方が問われた選挙でもあったのでないか。

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