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青葉区随想 1172016/07/08
NO.117 人殺し予算??

 「人を殺すための予算でなく、人を支えて育てる予算を優先させていくべきだ」
 これは、去る6月26日のNHK討論番組で、共産党の藤野政策委員長が5兆円を超えた今年度の防衛費予算を念頭に発した言葉である。その発言について、番組中に与党の出演者からも訂正するよう促されたが、彼は拒否。しかし結局、番組後に共産党の見解として取り消すに至った。
 私は、この発言を聞いた時、正直、怒りが込み上げてきた。防衛費は日本の主権と国民の生命財産を守るための予算だと私は思うが、やはり、人殺し予算というのが共産党の本音なのだと今回の件で明確に理解できた。直近のニュースでは、北朝鮮がムスダン2発を発射、中国軍艦が尖閣諸島の接続水域に侵入し、中国軍戦闘機がこれまでにない攻撃動作を航空自衛隊に仕掛けているという報道もあった。しかし、世界の安全保障環境がどう変わろうと、大規模災害でどれほど多くの命を救おうとも、自衛隊を憲法違反とする共産党の根本思想は変わらないわけだ。自衛隊員は入隊の際に「事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に務め、もって国民の負託にこたえることを誓います」と服務の宣誓を行う。平和を享受している我々国民はもっと彼らに対して敬意を払うべきである。
 さて、英国のEU離脱が国民投票で決定し、その歴史的結果に中国や北朝鮮は喜んだようだが、一方で、離脱に投票した当の英国民自身が後悔しているという報道があった。私は、今回の英国の国民投票を見ながら一昨年の大阪都構想の住民投票を思い出したが、英国の場合も賛否が拮抗し、直前の世論調査とは逆の結果になって世界経済が大きく揺れた。もちろん、国民投票自体は正に民主主義と国民主権が機能している証左だと思うが、それ故に、雰囲気に左右されず投票し、結果も自己責任だと考えねばならないはずだ。
 今後、私の期待する憲法改正についても、最後は国民投票で決することになる。是非、他山の石としたい。

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