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青葉区随想 1072015/09/11
No.107 デモすべき相手を間違えている

 「どうでもいいなら首相をやめろ、バカか、お前は!」
これは、先月23日、マスコミから絶賛されている学生団体シールズの中核メンバー奥田愛基氏が安保法案反対集会で発した言葉。
 「安倍に言いたい!お前は人間じゃない!叩き斬ってやる!」
これは先月30日の国会前で行われた安保法案反対デモでの山口二郎氏(法政大学教授)の発言。
 彼らは戦争反対や平和を声高に叫んでいるが、自分自身の言動には非常に寛容なようである。客観的に見れば、極めて好戦的でヘイト的表現であり、平和を語る資格などないのではないか。
 また、30日の国会周辺デモ参加人数についても、主催者発表は12万人としているが実際は3万人余りと、非常に大きな開きがある。そして、橋下徹大阪市長が皮肉るように、共産党に扇動されたその程度の人数のデモで国家の意思が決定されるとしたら逆に民主主義に反することになりはしないか。
 さて、安保法案反対の多くの人々は、中国は決して日本を侵略しない、話し合いで全て解決できると信じているようだ。そんな中、去る9月3日、北京の天安門広場で抗日戦勝70年記念の軍事パレードが行われた。長距離弾道ミサイルや国産新兵器が公開され、約1万2千人の人民解放軍が行進したのだが、これこそが正に軍靴の音が聞こえるという表現にぴったりではないか。
 日本を貶め、平和主義に逆行するこの行事にロシアのプーチン大統領、韓国の朴槿恵大統領、国連の潘基文事務総長が出席していたが、G7の首脳は誰も参加せず、ある意味、彼らは世界に恥をさらしたように私は感じた。加えて、日本の村山元総理も参加しようとしたが、体調不良のため現地で入院され結果的に恥の上塗りは免れたようだ。
 国会前で安倍総理を罵っている若者達に言いたい。君達は、警察に守られながら安穏とデモを行っているが、相手を間違えている。デモすべき相手は、平和を唱えながら軍国主義にひた走る中国に対してではないのか。

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