旗幟鮮明 192010/09/20
No.19(無題)
去る9月7日、尖閣諸島周辺の日本領海内で違法操業していた中国漁船に対し、海上保安庁巡視船は何度も停船命令を実施。しかし、相手がそれを無視し船体まで衝突させてきた為、中国人船長を公務執行妨害で逮捕した。歴史的にも国際法的にも尖閣諸島は日本の領土であり、今回の対応は至極当然であるが、事件後、中国は無礼にも丹羽駐中国大使を深夜に呼びつけて抗議し、その上、ガス田共同開発交渉や中国要人の訪日を延期させる等、予想通り高圧的な態度をとってきた。このままいけば、中国によって日本の巡視船の方が中国漁船に追突してきたとされるかもしれないが、これを機に歴史と領土問題が如何に大切かを全国民が自覚していく必要があるだろう。
さて、全国初の県立高校等における日本史必修化に向け、神奈川県は現在その教材を作成中である。確かに日本の戦争は65年前に終わったが、今も情報戦争は続いており、悲しいかな日本は世界の中で常に敗者のままだ。今後日本が生き残っていく為にも、隣国に利する自虐的な歴史ではなく、日本の立場を擁護できる当たり前の歴史観を神奈川の子供達には身に付けてもらいたいと切に願う。