旗幟鮮明 1192019/07/04
NO.119　豚コレラとモリカケ問題

　昨年9月、日本で２６年ぶりとなる豚コレラが岐阜県で発生し、その後、愛知県でも確認されるなど、現在も畜産農家が甚大な被害を受けている。豚コレラは深刻な家畜伝染病の一つであり、神奈川県としても今後の防疫対策をしっかり講じる必要がある。
　そんな折、先月の国会の参議院環境委員会において、共産党の議員が「公務員獣医師や産業動物獣医師が不足している！」「獣医療体制強化が必要だ！」と質問を行っていた。が、私はこれを見ていて強い憤りさえ感じた。
　２年前にマスコミや日本獣医師会と連携して徹底的に加計学園を叩き、「獣医師は足りている、獣医学部を作るな！」と騒いでいたのは誰なのか。そもそも、口蹄疫や鳥インフルエンザで四国の公務員獣医師不足を痛感した加戸前愛媛県知事によって誘致されたのが加計学園獣医学部である。まさに野党のダブルスタンダードここに極まれりだ。しかも、当然ながらこの議員の質問には「加計学園」という言葉が一切出ることはなかった。
　また、森友学園についても、籠池前理事長夫妻の長男である佳茂氏が安倍夫妻の関与が全く無かったことをYouTube等で発信し始めたが、未だ大手メディアは無視したままだ。
　野党の皆さんに申し上げます。もうこれ以上、疑惑にも値しない疑惑のために貴重な国会審議の時間を無駄にしないでください。