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青葉区随想 912014/05/15
No.91 憲法改正で平和国家構築を

米国オバマ大統領が国賓として来日し、ミシュラン三ツ星の「すきやばし次郎」で鮨のおもてなしを受け、「尖閣諸島は日米安保の適用対象になる」と初めて明言した。それは少なからず日本国民を喜ばせたと思うが、その後、セウォル号沈没で怒りと悲しみが渦巻く韓国を訪問し、「慰安婦は甚だしい人権侵害」と述べた上で過去の問題への誠意ある対応を日本に示唆した。オバマ大統領の一連の発言には「未来志向的な解決を韓国に促した」との解釈もあるようだが、いずれにしろ、彼が慰安婦問題について無知であり、朴槿恵大統領に配慮したことは間違いない事実だ。
さて、安倍政権が集団的自衛権の行使容認のために解釈変更を目指している中での67回目の憲法記念日には、各地で改憲・護憲派の集会が開催され、私も「憲法フォーラム神奈川県民の集い」に参加した。もちろん、私は改憲派であるのだが、そもそも日本国憲法は占領下でGHQの意向に沿って制定された暫定的な憲法であり、戦後70年近く経って社会情勢が大きく変化しているにもかかわらず、一行一句も変えないのは正に尋常の国家とは言えないのではないか。事実、成文憲法を有する188カ国の内、日本国憲法は14番目に古く、一度も改正されていない憲法としては世界最古なのである。アメリカは18回、メキシコなどは何と211回も改正をしているのだ。
そして、もはや宗教と言っていい憲法9条を信奉する方々は依然として空想から目覚めることはなく、こちらが頼んでもいないのに憲法9条を有する日本国民をノーベル平和賞にエントリーまでした。現実には、憲法に戦争放棄をうたい平和主義を掲げる国家は日本以外にも多数存在し、既に日本の9条が貴重なものとは言えない状況である。
私達地方議員は、今後、各地で憲法に関する勉強会を重ね、国に対して「憲法改正の早期実現を求める意見書」を上げていく必要がある。憲法改正により戦争のない平和国家構築のために。

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