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青葉区随想 1082015/10/09
NO.108 脅迫が怖くて政治がやれるか!

 去る9月19日、安全保障関連法が成立した。
 これを強行採決だと民主党を始めとした野党や左翼マスコミが批判をしていたが、選挙により選ばれた国会議員達が民主主義のルールに則って審議し、採決に至ったことは否定できない事実である。さらに今回のケースを強行採決というならば、鳩山内閣で9回、菅内閣で8回、野田内閣で4回も強行採決が行われている事実はどうなるのか。
 さて、新安保法制により、集団的自衛権の限定的行使、重要影響事態や国際平和支援における外国軍への後方支援、PKOでの駆け付け警護が可能となる。これにより、東アジアでの日本に想定される危機の隙間が埋まり、日米同盟が強化され、一層、抑止力が高まるものと私自身は期待しているが、「戦争法案」「徴兵制復活」などという猛烈なプロパガンダの影響もあったのか、なかなか国民の理解が進んでいないのは厳然たる事実だ。もっとも、これだけ平和な日本の中にいれば、他国が攻めてくるとか、有事という仮定の話も、多くの国民が理解するのはやはり難しいのではなかろうか。
 ところで、安保法案反対の象徴となったシールズの若者達は引き続き活動を展開し、法案賛成議員の落選運動をするようだ。そんな折、その中心メンバー奥田氏に殺害予告の脅迫状が届いたということで左翼マスコミが大騒ぎをしている。そして、お決まりのように「言論への威圧許すまい」ときた。脅迫状を送り付けるような輩はそもそも最低の人間であることは言うまでもないが、そのような威嚇は私自身にもあることであり、社会に対し主義主張を堂々と述べたいなら少なからず覚悟は必要だと思う。さらに、マスコミはまるでそれを奇貨として、この風潮は対話や相互理解を軽んじる今の安倍政権によって助長されているとまで言い始めた。
 マスコミの皆さんに言いたい。「安倍は死ね!」「切腹しろ!」「叩き斬ってやる!」と国会前やネット上で言いたい放題だが、これは脅迫ではないのか。

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