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小島健一事務所所在地

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青葉区随想 102007/08/20
No.10(無題)

去る7月29日の参議院選挙において、自民党が記録的な大敗を喫し、民主党が参議院で第一党となった。その結果を民意だと言われれば反論できないかもしれないが、今回の選挙はどう眺めてみても、政策論争が十分交わされた選挙とは言えなかったのではないか。私は一連のマスコミ報道にも問題があると思っていたが、殆ど民主党大勝を好意的に述べる評論家ばかりの中で、星野仙一氏が「マスコミによる、政策とは関係ない一連のスキャンダル報道が今回の選挙の結果に強く影響したことは否定できないのではないか」と、夜のニュース番組でたまらずコメントした事は至極当然のように思えた。
昨年、私も安倍政権の誕生を心から喜んだ者の一人だったが、靖国問題や慰安婦問題等で曖昧な発言を繰り返すばかりの総理の姿を忸怩たる想いで見ているのは私だけではないはずだ。そんな中、今年6月に私の最も尊敬する台湾の李登輝前総統が来日し、美しい日本の象徴である「奥の細道」の名所を巡り、実兄が祀られている「靖国神社」にも堂々と参拝をされた。同日行われた都内での講演会に私も参加し光栄にも握手をする機会をいただいたが、「日本はもっと堂々たれ」という李登輝氏の言葉が、私には何だか虚しく響いただけだった。「身はたとひ武蔵の野辺に朽ちぬとも留め置かまし大和魂」。参議院選挙大敗の今、安倍総理には是非とも今一度、吉田松陰の精神を自ら喚起していただきたいと願うばかりである。
今夏は記録的な猛暑が続いている。燃えるように暑い8月15日早朝、私は全国の地方議員の同志達と共に靖国神社を再び参拝した。しかし悲しいかな、閣僚は高市早苗大臣以外、今年は誰も来なかった。
さらにテレビをつければ、連日連夜、NHKでは奇妙な特別番組を放送し、民放も沖縄やアジアへの戦争責任を殊更強調する番組ばかり流していた。決してマスコミには騙されない、雲一つ無い靖国の空を見上げて私はそう誓った。

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