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青葉区随想 712012/09/15
No.71(無題)

8月15日、終戦記念日という象徴的な日に、中国香港の活動家等14名が我が国の領土である尖閣諸島の魚釣島に不法上陸するという事件が起きた。結局、海上保安庁と、先回りして上陸していた沖縄県警の警察官によって彼らは逮捕されたわけだが、その後、送検もされず直ちに強制送還された事案は御承知の通りだ。一説には、政府が彼らを敢えて上陸させたのではないかという情報もあるが、いずれにしろ、連中が海上保安庁の船に煉瓦を執拗に投げつけている映像が後日公開され、今回も日本外交の弱腰事なかれ主義が露呈されるに至った。
さて、実は、それから4日後の8月19日早朝、私自身も尖閣諸島の海上にいた。それは、尊敬する山谷えり子先生を会長とする国会超党派の領土議連と田母神元航空幕僚長を会長とする「頑張れ日本!全国行動委員会」の呼びかけで、尖閣諸島における漁業活動と戦時中の疎開船遭難事件の慰霊祭を行うためであった。結果として、船21隻、約150名が石垣島、宮古島、与那国島から集結し、ある意味で「尖閣諸島は日本の領土だ」と内外にアピールしたのだが、その内、地方議員5名を含む10名が魚釣島に上陸したのは報道の通りである。私自身も、陸地から僅か10メートル程の海上にいて、次々仲間の地方議員が海に飛び込む中、どうすべきか逡巡したが、痛惜の思いで船上に留まった。
尖閣諸島については、石原都知事主導で地権者から都への売却の同意が得られていたはずだと思ったが、いつの間にか政府による購入の方向性が決まったようだ。しかし、もしその理由が「尖閣諸島の平穏かつ安定的な維持管理」の為というならば今後の実効支配強化が必須である事は言うまでもない。
新月の深夜8時間、満天の星空の下、漁船に揺られて赴いた尖閣諸島には、かつて日本人が住んでいた形跡がはっきりと残っていた。私を含む多くの尖閣購入資金寄付者の願いが無駄にならぬよう、東京都と政府の一層の連携を望む。

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