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青葉区随想 1222016/12/09
NO.122 「日本死ね」はヘイトでしょ

 去る2日、私は県議会本会議において代表質問を行った。質問項目は九つ。(1)子供の貧困対策について(2)障害者雇用の促進について(3)選挙権年齢の引き下げと主権者教育について(4)デスティネーションキャンペーンについて(5)相模ダムの老朽化対策について(6)近代美術館鎌倉館について(7)受動喫煙防止対策の推進について(8)拉致問題に関する取組みについて(9)日本史教育のあり方について。
 どれも県政の重要課題であり、是非、県庁のHPで録画映像をご覧いただきたいが、「日本史教育のあり方について」に私は最も多くの時間を割いた。質問では、実教出版という会社名こそ出さなかったが、私はその教科書の中身に触れながら、県立高校16校の現場の日本史教師がこの会社を選択したことに対する強い違和感を述べた。それは、全体的に日本を一方的に悪と断罪し、「伊藤博文射殺」と書き、まるで中韓の教科書の如きだからだ。しかし、採択過程に不備はないため、私は、南京大虐殺、三光作戦等、研究者によって意見が分かれる歴史事象については、生徒自らが判断できる材料を十分与えるよう強く要望した。
 さて、今年の新語・流行語大賞のトップテンに「保育園落ちた日本死ね」が選ばれ、山尾志桜里衆議院議員が受賞した。正直、私は激しい憤りを感じたが、それを選んだ姜尚中氏を始めとする審査員の日本語感覚を大いに疑う。私達の国に対して「死ね」とは日本人全体を貶めるヘイトそのものではないか。もし、これが「韓国死ね」「中国死ね」ならヘイトスピーチとして罰せられる可能性さえある。結局、スポンサーの「ユーキャン」には抗議が殺到しているようだが当然のことであろう。
 戦後教育の歪みのせいか、「日本が好き」と言えば右翼扱いされる昨今、「日本死ね」は輝かしい表彰まで受けた。審査員達よ、「死ね」という言葉を流行語として肯定する自分達がおかしいとは思わないのか。日本を馬鹿にするな!

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