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旗幟鮮明 1402021/04/01
NO.140 人生の大切な時間

 3月21日をもって、神奈川県を含む1都3県に発令されていた緊急事態宣言が解除された。とはいえ、飲食店等への営業時短要請については午後9時まで時間を緩和した上で4月21日まで延長され、その間の協力金は1日4万円ということが決まった。
 さて、これに対し、野党は宣言解除に反対しながら、もしも感染者数がリバウンドして第4波が生じたら内閣は総辞職せよとまで言っている。つまりはゼロコロナを目指せということなのだろうが、私は全く賛同できない。この考え方は、危機と不安を煽っているTVコメンテーター達と同様に社会を萎縮させるだけではないか。
 事実として、欧米と比べれば日本の感染者数や死者数は「さざ波状態」に過ぎず、また、新型コロナはインフルエンザと同じく、変異し、リバウンドする感染症なのだ。それ故に、某医大教授が述べているように「ウィズコロナ・ポリシー」を明確にし、2類指定を解除して医療体制強化へ舵を切るべきではないか。
 私は高齢者施設に長く関わっているが、一年以上、入所者とご家族の面会が制限されてきた。同様に、故郷の両親や祖父母に会えなかった人もたくさんいるはずだ。米国・EUでは昨年の死因ランキングの第3位が新型コロナであるが、日本では第36位に過ぎない。そんなコロナ騒動に人生の大切な時間を奪われていいものだろうかと、満開の桜の下で思った。

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